【剣盾ダブルシーズン16】ルチャキュワワーwith海の化身【最終92位/レート1891】
はじめまして。ふっきぃと申します。
以前はニコニコのブロマガ(https://ch.nicovideo.jp/foot_key_poke)で構築記事等を書かせていただいていましたが、ブロマガのサービス終了に伴い、こちらで書かせていただきます。
今回は、ポケモン剣盾ダブルシーズン16において、ルチャキュワワーとダブル最終2桁を達成できたので、紹介させていただければと思います。
使ってて楽しい構築ですので、ぜひご覧ください!
●使用構築
「ルチャキュワワー」
キュワワーの優先度+3のドレインキッスで、ルチャブルの弱点保険+軽業を発動。
高い素早さから制圧するコンボ。
●構築経緯
※割とどうでもいい話なので興味がなければ飛ばしてください。
以前使っていたルチャキュワワー構築。
(https://ch.nicovideo.jp/foot_key_poke/blomaga/ar1961477)
準伝解禁(11月)により刺さりが悪くなり封印をしていた…
ランクマのルールが変更になったと聞いて、
「伝説戦、ルチャキュワワー刺さるんじゃね??」
という根拠のない考えからスタート。
意地っ張りA+2状態のブレバorとび膝蹴りで、
・カイオーガ確定1発
・黒バドレックス確定1発
・ザシアン確定1発
「これを上から通せるから強くね!?」
という謎の自信を持ち、たまたま捕まえていたカイオーガを伝説枠に据え、いざ出陣!(むっちゃ雑)
最終的に、
キュワワー:コンボ&回復&耐久崩し担当
ルチャブル:特攻隊長(素早さ部門)
カイオーガ:特攻隊長(火力部門)
ナットレイ:詰ませ役
ヌケニン :ザシアン黒バド対策本部
となった。(雑)
ヌケニンとボルトの枠は中々決まらず、マンタイン、ペルシアン、キングドラ、フェローチェ、イエッサン、ヤミラミ、ガオガエン、カプコケコ、ルンパッパ、ハリーセン、トルネロスあたりをグルグル回し、うまいことおさまった感じです。
※一言で言うと、ダブル歴はほぼ半年と経験が浅いので、「勝つより好きなことをやろう」というスタンスから始めています。
対戦を重ねながら縛り関係等の勉強をし、試行錯誤してパーティを組んでいるので、ダブルガチ勢的な考えはあまり持てていないかと思います。
●個体紹介
性格 :しんちょう
特性 :ヒーリングシフト
持ち物:オボンのみ
努力値:252-0-252-0-4-0
実数値:158-59-142-78-144-120
技構成:ドレインキッス フラワーヒール サイドチェンジ ちょうはつ
・調整
HBぶっぱ。C個体値0。
ヒーリングシフトにより優先度+3のドレインキッスを使って味方のルチャブルに襲い掛かる枠。
この子の仕事はかなり多彩で、選出したときは何かしらの仕事ができて強かった。
・ルチャブルを強化する
・味方(特にナットレイ)をフラワーヒールで回復させて戦線復帰させる
・挑発で耐久型の動きを止める
・ドレインキッスで襷を潰す(特にエルフとレジエレキ)
・いざとなったらサイチェンクソゲーを仕掛ける
ザシアンにワンキルされるのがきつく、他にも伝説枠に割と狙われるので守るが欲しかったが、最後まで残って負けるシーンがそれなりにあるのと、それ以上に挑発が刺さる場面が多いので挑発で使っていた。
割とドレインキッスの通りがよく、打ち合いになる場面(主にウーラオス)もそこそこあったので、Cは下げない方がたぶん強い。
(ルチャブルに与えるダメージがきつすぎたのでそのまま使った)
襷やリリバ持ちが多い印象だけど、繰り出す箇所を間違えなければオボンで生き残るシーンが多いのでオススメ。
主な役割対象:味方のサポート、ウーラオス
性格 :ようき
特性 :かるわざ
持ち物:じゃくてんほけん
努力値:4-252-0-0-0-252
実数値:154-144-95-×-83-186
技構成:ブレイブバード いわなだれ インファイト まもる
・調整
ASぶっぱ
(S+1で最速レジエレキ抜き)
キュワワーのドレインキッスで弱保+軽業を発動させて戦う。
キュワワーが隣にいないと基本役割が持てないので、出す時は先発が多かった。
ほとんどダイマは切らず、ブレバやインファで突撃していく。
耐久に振ってないボルトロスがダイロックで倒せるので、鉢合わせたら積極的に狙っていく。
(ダイマされてもA+2なら同条件、隣にいるエルフの追い風も軽業で抜ける)
守るでダイマ弱点技を受けて軽業弱保発動もできるが、レジエレキやWキュレムが珠を持っていると貫通されて厳しい。
所詮A90族なので火力にはあまり期待せずに立ち回る。
終盤はドレキ+インファでレジエレキを落としに行く動きを守るでかわされる事が多くなった。相性有利なんだから素直に来てくれ。
主な役割対象:レジエレキ、ポリゴン2、ボルトロス、リザードン、フシギバナ、ウーラオス、Wキュレム
性格 :ひかえめ
特性 :あめふらし
持ち物:しんぴのしずく
努力値:92-0-20-156-4-236
実数値:187-×-113-209-161-140
技構成:しおふき こんげんのはどう れいとうビーム まもる
・調整
S-2レジエレキ抜き抜き
C11n調整
陽気ザシアンのA+1きょじゅうざんを急所考慮70%ぐらいで2耐え
全体技の雨潮吹きが有名だが、基本的にダイマはオーガに切るので潮はあまり吹かない。
全抜きエースではなく、ダイストリームを乱射して相手を崩すのが仕事。
ラプラスやオーガ用に雷が欲しい場面はあったけど、今回は冷ビを採用。
ダイアイスにしてバナやモロバレルに打つ、エルフやレジエレキの襷を潰すなど、活躍の場面は多かった。
ボルトの怖い顔からレジエレキをワンキルするためにSをほぼ振り切ったが、それ以上にバナに上をとれる安心感の方が大事。
ただ、耐久がさすがにしんどかったのでCを削って耐久上げた方がたぶん強い。
ほぼ全試合で選出し、8割ぐらいはダイマを切った。
ちなみに根源の波動は体感6割しか当たらないので基本打ちたくない。熱湯でもいいかもしれない。
主な役割対象:特になし(ザシアンはオーガで見る動きを心掛けた)
性格 :ずぶとい
特性 :いたずらごころ
持ち物:マゴのみ
努力値:220-0-156-4-68-60
実数値:182-×-121-146-109-139
技構成:10まんボルト こわいかお かいでんぱ みがわり
・調整
S-2レジエレキ抜き
控え目カイオーガのC-2ダイストリーム最高乱数切り耐え
陽気ザシアンのA+1きょじゅうざんほぼ2耐え
オーガのサポート兼ダイマ枠偽装。
ガエンやランド等が結構重いパーティなので、負けん気偽装できれば強いと思い採用。
ダブルのボルトは負けん気が圧倒的に多いけど、実際は負けん気をあまり考慮されなかった気がします。笑
怖い顔や怪電波でオーガが縛られている状態を解除することで勝てた試合が割と多かった。
物理には無力になりがちなので、そこはナットで詰めるかオーガで無理矢理ごり押させる。
長く生き残ってほしい場面がかなりあったので、身代わりを使って相手の攻撃をかわしつつアドをとっていく動きが強力だった。
本当はオボンを持たせたかったけど、キュワワーに取られているので高級オボン。
身代わりがあって無駄になりにくいので、そこそこ機能してくれた。
(高級オボンの前はレジエレキの襷を潰すためにレンブのみを持たせてた)
ダイマは一度も切らなかったけど、状況次第では切ることはあるかもしれない。
主な役割対象:レジエレキ、フシギバナ、ザシアン、特殊禁伝全般
性格 :わんぱく
特性 :てつのトゲ
持ち物:たべのこし
努力値:212-4-124-0-156-12
実数値:176-115-183-×-156-42
技構成:ボディプレス てっぺき やどりぎのタネ まもる
・調整
控え目カイオーガの雨雫しおふきを食べ残し込みで超高乱数2耐え
S-2ガオガエンを抜かせる願望でSちょい振り(このパーティだと意味がないが)
のこりB
パーティの詰め役。
オーガとの縦の相性がよく、パーティで一貫する電気を半減できる貴重な存在。
選出するときはナットレイで詰めることを意識して立ち回る。
パーティで重くなりがちなゴリランダー、レジエレキ、ランドロスはガン起点にできるので積極的に鉄壁で詰ませにいく。
鉄壁を積んでも聖剣ザシアンには不利で、ウーラオスにも押されがちなのには注意。
ガオガエンには一見不利に見えるが、鉄壁を積めばフレドラは耐え、B+2ボディプレでH振りガオガエンが確定1発。
雨が合わされば半分も削れなくなるので、裏まで詰めていける。
もっとも、ガオガエン自体はカイオーガに弱いので、カイオーガの暴れる隙を作れる方が大きいかもしれない。
(実際にナットレイにフレドラを直撃する前にカイオーガでパーティを破壊する場合がほとんど)
ダイマは切らないが、一度だけダイナックルを乱射してヌケニンの火力をあげて勝った試合があった。
主な役割対象:炎以外の物理全般、レジエレキ
性格 :いじっぱり
特性 :ふしぎなまもり
持ち物:きあいのタスキ
努力値:0-252-0-0-0-252
実数値:1-156-×-×-×-92
技構成:ポルターガイスト おにび かげうち こらえる
・調整
特になし。
厳選サボってるのでDL調整してない(シングルほどする必要がないかもしれない)
対ザシアン最終兵器。
ヌケニンがいるだけで相手は選出を崩さざるを得なくなるので、そういった意味でいるだけでも強い。
詰ませようとすると意外なところから飛んでくる技であっさり死ぬので、出す時はだいたい初手からオーガと並べてビートダウンさせていた。
黒バドレックスがむっちゃ重いパーティなので、いるときは初手から投げてポルターガイストで縛りに行くことが多い。
影うちは確定1発にはならないが、珠ダメ込みだと中乱数で倒せる。
・よく見る伝説枠に対する相性
「いける」
ザシアン、ゼルネアス、ソルガレオ、ジガルデ、カイオーガ(隣へのダイアイス注意)
「構成次第」
「仕事はできる」
黒バドレックス(襷あれば返り討ち、なくても大打撃)
白バドレックス(隣へのダイアイスで崩されるが鬼火かポルターガイスト打てるはず)
「無理」
初手にオーガと並べるとめっちゃサイチェンを警戒されて無効技が飛んでくる。
こらえるの出番がそこまで多くなかったので、サイチェン入れるのもアリと言えばアリ。
主な役割対象:ザシアン、黒バドレックス、ラプラス
●選出
①困ったときは
困ったらこのどちらか。相手を見てめっちゃナットレイが辛いと思ったらボルトと変えていい。
前者は初手は猫だまし要員がいなければドレインキッス+インファorブレバ。いればサポート役に挑発+守る。
後者は初手ダイスト+ヌケニンのポルターガイストが基本。ナット非選出時はとにかくオーガを大事に扱う。
どちらもダイマはオーガに切って火力を押し付け、ナットレイ選出時はナットレイで詰める、ナットレイ非選出時はオーガで押していくイメージ。キュワワーが生き残っているとより詰めやすい。
②バナコー、グラードンがいる場合
キュワワー+ルチャブル+カイオーガ+ボルトロス(バナコー)orナットレイ(グラードン)
天候を取られるとオーガが動きづらくなるので、先に相手の天候要因を出させてオーガの火力で押していく。
バナコーのパーティは基本バナとポリ2が先発で出てくるので、トリルを防ぐ意味でも守るを持っていないポリ2を倒しにいくのが大事。
バナコーにザシアンがいる場合、オーガでザシアンを倒すムーブが必須になるので立ち回りがやや難しい。
グラードンの場合は早めにカイオーガで圧をかけていきたい。グラードンはカイオーガで見るのが理想だけど、最悪ナットレイで詰める。
ダイマは基本オーガだけど、初手でリザードンやボルトが出てきてルチャブルが隣の攻撃を耐えるのであればルチャブルダイマがオススメ。
③黒バドレックス軸
ラス1は残りの相手次第だが、ナットレイで詰めていくことが多い。
その場合、黒バドを放置すると負けるので、できれば優先して倒しにいきたい。
黒バドエルフはカモれるが黒バドイエッサンは絶望。
ボルトロスがいる場合が多いが、オーガのダイストリームとヌケニンのポルターガイストで無理矢理処理するルートもとれることを覚えておく。
④ザシアンラプラス
初手の2体ともがヌケニンに有効打を持っていることは少ないので、初手からダイマオーガ+ヌケニンでビートダウンしていく。
ラプラスの処理はヌケニンかナットレイ任せになるので基本後回しにし、周りを削って最後詰ます方針。
⑤白バドレックス軸
相手を見ながらどちらかで展開するが、正直答えが見えない軸。
トリルを展開されて白バドレックスに暴れられるとかなり厳しいので、その前にナットレイで鉄壁をする。
ナットレイが苦手なポケモン(主にガオガエン)をダイマオーガで無理矢理狩りに行く方針。
⑥ピッピがいる場合
先にピッピを処理してから動く。
この構築は特殊火力をぶっぱしてくる伝説が多い(キュレムやディアルガ)ので、①はボルトロスが多め。
体感ボルトを大事にすれば有利に立ち回れるので、ピッピ相手は身代わりから入ることが多い。
Sで勝っている、かつルチャブルの方が刺さりそうならオーガにダイマを必ずしも切る必要はなく、潮吹きでピッピ退場を狙ってもよい。
⑦ゴリランダーがいる場合
大事なのは、ゴリランダーからの引き先にナットレイを必ず用意しておくということと、無理矢理ゴリランダーを狙いに行く必要はないこと。
ゴリランダーは基本ナットレイの起点にできるので、それを狙っていく。
ザシアンとかはナットレイで相手できないので、そこら辺をダイストリームで倒してナットレイで詰める方がスムーズに勝てる(はず)。
ダイアイスでゴリランダーを倒すのはナットレイで詰められないときの手段の1つに留めておく。
カン頼りで臨機応変に戦っている状態なので、もう少し選出固定できた方がよかったかもしれないね。
●苦手なポケモン
・ラプラス
処理速度がどうしても遅くなるので、ナットレイやヌケニンでサイクル戦に持ち込んで倒す必要がある。
(ちなみにルチャキュワワーでインファを仕掛けてもH振りだけで確定耐えされるのでやらない方がいい)
・ザシアン
ナットレイで詰めるのが勝ち筋になっていることが多いが、そのプランを聖剣で崩されるとほぼどうしようもない。
キュワワーもきょじゅうざんで一発なので、うまくカイオーガとヌケニンを使うしかない。
・イエッサン
攻撃を吸われるだけでなく、振り方次第でオーガやルチャブルの攻撃を耐えてくるので隣に2回行動されることが多い。
黒バドレックスがいるパーティにはヌケニンを出したいことが多いが、イエッサンにこのゆびされると技が通らないのがきついのでヌケニンが出しづらい。
後はボルトやキュワワー(ドレインキッス)が無力化されるのがマジできつい。
総じてむっちゃ勝率が悪い。
有効打を持っているポケモンが少なく、ゾンビ化されると突破ができない。
環境にいるナットレイはほぼ鉄壁ボディプレ型なので、こちらのナットレイで安定ともいかない。
やどりぎを入れられる前にオーガで無理矢理押すか、鉄壁を積まれる前にこちらのナットレイの起点にするしかない。
キュワワーの挑発が生命線になる。
●戦績
最終92位/レート1891
最終日夜に最高81位を記録。
あと1勝で1900に載れていたから迷ったけど、ずっと1勝1敗ペースで来ており、最終2桁で保存したかったのでそのまま終了。
4月で伝説環境ラストになるので、パーティが用意できれば違う伝説で潜ってみたいですね。
そのうち動画も作ろうかなと思っています。
ではでは。